この記事を読むと、実際2回退職、転職をおこなった私の体験談とともに、辞めたいと思ってから実際に退職するまでの具体的な流れが分かります。
すぐには辞める予定はないがいずれ転職を考えている
このような方は最後までぜひご覧ください。
ざっくりとした私の経歴としては以下の通りです。
・新卒で大学病院勤務 (病棟・夜勤あり・4年)
・その後転居の都合で総合病院勤務 (病棟・夜勤あり・1年)
・やりたいことのできる個人病院で現在勤務中
結論:退職までにかかった期間
私の場合、実際に退職の意思を固めて、上司に相談してから退職するまでに約1年以上かかりました。
その流れとしては以下のとおりです。
- 所属部署の上司との面談で退職したいと申し出る
- その後面談を数回行い退職時期の相談を行う
- 看護部の部長や副部長と面談し退職の意向と退職時期についての希望を申し出る
- 退職時期が決定後、事務手続きについて確認し書類(退職願等)の提出を行う
1度目も2度目も上記のような流れで退職時期が決定しました。
精神的な苦痛が大きく、今すぐに休みがほしい、仕事を辞めたい、といった状況ではなかったことと、自分の中でここまでは働こう、と目標を決めていたこともあり、比較的退職までに時間がかかっているように思います。
ちなみに、私の退職理由としては、1度目は転居によるもの、2度目は他にやりたいことのできる施設で働きたかったからという理由でした。
同じ病棟で働いていた方々の退職理由と退職までの時期
・Aさん 助産師4年目
スキルアップ目的で、新しい経験のできる病院へ転職。上長へ年度初め4~5月に相談後、承諾を得て転職先を決め、年度末で退職された。
・Bさん 看護師6年目
同病院他病棟勤での勤務歴2~3年ずつあり。異動で配属となり業務内容や患者の病状の重たさ、新たに勉強するべきことの量の多さに限界を感じ、退職を決意。退職したいと所属上司へ申し出を行い、約3か月後の月末に退職。
・Cさん 看護師5年目
同病院他病棟での勤務歴5年 異動で配属後、大きく変わった環境に慣れることが難しく心身の不調を生じ、ある日をきっかけに病棟へ来ることができなくなってしまった。休職期間を経て、退職された。
親しい方のことではありますが、実際に知っている範囲でも退職までの期間は、それぞれの退職理由と今の職場で働き続けられるモチベーションによるように思います。
まとめ:経験からおすすめすること
退職を検討している場合には、可能な限り上司に早く相談することをおすすめします。
これまでお伝えしてきた通り、辞めるためには思っているよりも時間がかかってしまうということを想定しておくのが現実的だと思います。
病院としても看護師が退職するということはその病棟で欠員がでるということなので、補充の看護師を配置するように動き出す必要がある為、円満に退職するためには早期の相談がよいと思われます。
退職理由については、決意が固いのであればはっきりと、いつごろ辞めたいのか、なぜ辞めたいのか、言葉で伝えられるよう準備しておくとよいでしょう。上司によっては引き止めてくれることもあると思うので、決意が固いのであれば引き止められてもきちんと意思を示すことが必要です。
早めに退職を考えている場合には、
・師長、副師長などと個別で話せるようアポイントをとる
・面談の日までに辞めたい時期、理由を明確にしておく
このように準備しておくと動きやすいと思います。
円満退職ができるよう、余裕をもって準備しておきましょう。
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